2007年 08月 05日
ハンスト抗議文が立命館学園広報に!
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例の大学からのハンストへの抗議文が,立命館学園広報にものりました!
GUは反論しなくていいのか,みたいに,言われたりもしてますが,後日のネタにとっておきます.とりあえずは,笑えるネタとして扱っておいてください.立命館の先行きを本当に心配しているひとは,笑っている場合ではないかもしれませんが.
ハンストカフェ掲示板の115番に,非常に明快な分析がありますので,ご参照ください.
以下転載
~教職員の皆さま~
◆━立命館学園広報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL94━2007.8.3━◆
◇
◆ ◆◇◆ UNITAS HOT NEWS ◆◇◆
◇
◆ ストライキおよびハンガーストライキに関する申入書について
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
ゼネラルユニオン委員長あてに2007年7月17日のストライキおよびハンガー
ストライキに関わり申入れを行いました。その内容をお知らせいたします。
2007年7月18日
ゼネラルユニオン
委員長 山原 克二 様
学校法人立命館
常務理事(総務担当) 森島 朋三
(公印省略)
ストライキおよびハンガーストライキに関する申入書
1.昨日(7月17日)、貴組合の副委員長である遠藤礼子非常勤講師が、
午前9時すぎに人事課に「ストライキ通告書」を持参し、ストライキを
行うとして当日の授業3科目を休講した。
同通告書によれば、ストライキの理由は、遠藤非常勤講師の雇止め撤
回要求であるが、この問題についての立命館の回答は、①2007年4
月1日付常務理事(教学担当)名による「非常勤講師の委嘱にあたって
(お知らせ)」 ②2007年4月20日付常務理事(教学担当)名に
よる「証明書」(雇止め理由の証明) ③2007年5月23日付教学
部長名による「イタリアプログラムに関する質問への回答」および
④2007年6月7日付常務理事(教学担当)名による(同年5月28
日付要求書に対する)「回答」により再三にわたって明らかにしている。
すなわち、次年度において遠藤非常勤講師と契約しないことは、「イ
タリア文化プログラム」を「イタリアプログラム」として2008年度
からカリキュラム改革することに伴い、担当者がイタリア語ネイティブ
スピーカーの教員となることによる教学編成方針に基づくものである。
2.単に大学の対応に納得がいかないからといって、直ちにストライキを
行うというのは学生の教育を受ける権利を奪う不当なものである。
もとより、憲法は、労働者の争議権を含む労働基本権を基本的人権と
して保障している。しかしながら、労働者の労働基本権といえども絶対
無制約の権利ではない。他の基本的人権の保障との関係で、それぞれの
人権を調和的に保障するという観点からの制約に服すべき場合がある。
立命館大学は全学の厳しい議論を経て1セメスター15回の授業を行う
ことを決定し、その旨学生に約束している。
今回のように、学生に約束していた授業を休講にして補講も予定しな
いということは、憲法に保障された教育を受ける権利および学生が大学
との間で契約した教育を受ける権利を侵害するものである。
3.また、遠藤非常勤講師は、立命館大学衣笠キャンパスの西側広場にお
いて、テントを張って、ハンガーストライキと称する行動を行っている。
大学構内は、市民の誰でもが自由に利用できる公共の場ではない。
ましてや、西側広場に勝手に張られたテントについては、遠藤非常勤
講師が教材を搬入するとの虚偽の申告を行って正門から自ら車両を運転
して大学構内に乗り入れ搬入したものであって、前期セメスターの最終
講義の週である期間の授業が行われている時間のこうした行為は許され
るものではない。
4.さらに、授業の行われている時間に、教室棟の近くでギターを弾くと
いう遠藤非常勤講師の信じがたい行為にいたっては、教育者としての資
格について根本的な疑問を持たざるを得ない。これは音量の大小の問題
ではない。
5.以上の次第であるので、本学は、貴組合に対して以下のとおり申し入
れる。
1)大学構内において行われているハンガーストライキと称する行動を
直ちに中止して学外に退去すること
2)授業に支障を与える行動を行わないこと
3)ストライキによって休講となった授業について、補講を行うこと
(以上)
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●本メールの送信アドレスは送信専用となっております
●UNITAS HOT NEWSへのご意見はこちら
http://www.ritsumei.ac.jp/rits/cgi-bin/koho/enq.cgi
●バックナンバー:教職員ページに掲載しています
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/kyousyokuin/index-j.htm
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■編集・発行責任 常任理事会
■発行責任者 肥塚浩 立命館副総長
■発行元 広報課
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以下転載
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◆ ストライキおよびハンガーストライキに関する申入書について
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ゼネラルユニオン委員長あてに2007年7月17日のストライキおよびハンガー
ストライキに関わり申入れを行いました。その内容をお知らせいたします。
2007年7月18日
ゼネラルユニオン
委員長 山原 克二 様
学校法人立命館
常務理事(総務担当) 森島 朋三
(公印省略)
ストライキおよびハンガーストライキに関する申入書
1.昨日(7月17日)、貴組合の副委員長である遠藤礼子非常勤講師が、
午前9時すぎに人事課に「ストライキ通告書」を持参し、ストライキを
行うとして当日の授業3科目を休講した。
同通告書によれば、ストライキの理由は、遠藤非常勤講師の雇止め撤
回要求であるが、この問題についての立命館の回答は、①2007年4
月1日付常務理事(教学担当)名による「非常勤講師の委嘱にあたって
(お知らせ)」 ②2007年4月20日付常務理事(教学担当)名に
よる「証明書」(雇止め理由の証明) ③2007年5月23日付教学
部長名による「イタリアプログラムに関する質問への回答」および
④2007年6月7日付常務理事(教学担当)名による(同年5月28
日付要求書に対する)「回答」により再三にわたって明らかにしている。
すなわち、次年度において遠藤非常勤講師と契約しないことは、「イ
タリア文化プログラム」を「イタリアプログラム」として2008年度
からカリキュラム改革することに伴い、担当者がイタリア語ネイティブ
スピーカーの教員となることによる教学編成方針に基づくものである。
2.単に大学の対応に納得がいかないからといって、直ちにストライキを
行うというのは学生の教育を受ける権利を奪う不当なものである。
もとより、憲法は、労働者の争議権を含む労働基本権を基本的人権と
して保障している。しかしながら、労働者の労働基本権といえども絶対
無制約の権利ではない。他の基本的人権の保障との関係で、それぞれの
人権を調和的に保障するという観点からの制約に服すべき場合がある。
立命館大学は全学の厳しい議論を経て1セメスター15回の授業を行う
ことを決定し、その旨学生に約束している。
今回のように、学生に約束していた授業を休講にして補講も予定しな
いということは、憲法に保障された教育を受ける権利および学生が大学
との間で契約した教育を受ける権利を侵害するものである。
3.また、遠藤非常勤講師は、立命館大学衣笠キャンパスの西側広場にお
いて、テントを張って、ハンガーストライキと称する行動を行っている。
大学構内は、市民の誰でもが自由に利用できる公共の場ではない。
ましてや、西側広場に勝手に張られたテントについては、遠藤非常勤
講師が教材を搬入するとの虚偽の申告を行って正門から自ら車両を運転
して大学構内に乗り入れ搬入したものであって、前期セメスターの最終
講義の週である期間の授業が行われている時間のこうした行為は許され
るものではない。
4.さらに、授業の行われている時間に、教室棟の近くでギターを弾くと
いう遠藤非常勤講師の信じがたい行為にいたっては、教育者としての資
格について根本的な疑問を持たざるを得ない。これは音量の大小の問題
ではない。
5.以上の次第であるので、本学は、貴組合に対して以下のとおり申し入
れる。
1)大学構内において行われているハンガーストライキと称する行動を
直ちに中止して学外に退去すること
2)授業に支障を与える行動を行わないこと
3)ストライキによって休講となった授業について、補講を行うこと
(以上)
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■編集・発行責任 常任理事会
■発行責任者 肥塚浩 立命館副総長
■発行元 広報課
by gurits
| 2007-08-05 07:06
| ハンスト