「立命館は教職員のポイ捨てヤメロ」キャンペーンのコメントについて

「立命館は教職員のポイ捨てヤメロ」キャンペーンの「賛同コメント」に「賛同していないコメント」が寄せられていたので削除しました．しかし，せっかく書いていただいたコメントでもあり，また，意味の深いものでもありますので，ここに転載します．

立命館大学の教員は，その中の最底辺の非常勤講師であっても，日本の中で，まして世界の中で，比較的恵まれた労働環境にあることは言うまでもありません．しかし，比較的恵まれた環境の中にも，やはり差別や搾取の構造はあり，比較的恵まれているからと言ってそれが許されるものではありません．そして，比較的恵まれた職場の労働者が，差別との闘いに勝利することは，他の職場の労働者に，良い影響こそ与え，悪い影響は与えないと考えます．

もちろん，自分の職場の外の世界を見ることは，すべての労働者にとって，そして特に，「比較的恵まれた環境にある」労働者にとって，必要なことであり，大学教員もまさにそれを必要としています．

そして，厳しい労働環境の中での労働運動が厳しいことも事実です．しかし，また，厳しい労働環境こそ本当の労働運動を必要としている場所です．ゼネラルユニオンは，大学に限らず，あらゆる職種・職場での運動を支援してます．ぜひコンタクトしてください．

以下コメント転載

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2006/05/14 17:32
同じ「労働者」ですが、ゼネラルユニオンさんのように、こういう動き方ができるのは、やはり大学だから？
　派遣会社や一般企業のブルーカラーで早朝から深夜まで長らく時給700円台で安くこきつかわれてきた立場から言わせると「連帯」する「仲間」にすら出会えない仕組みであり、声を上げれば即刻クビが「当たり前」。もちろん社会保険加入は無し。
　過去の立命館大学イメージを知っている場合は、現在とは著しく実態が異なるため、いっそのこと大学名を正式に「Rits大学」へ変えたほうがよい。「大学」外の過酷なリアルを鑑みれば、ただそれだけのことです。大学関係者は大学という砦から出るべき。リアリティを感じない。